姫新線・今昔物語
たつの市新宮町を走るJR姫新線。1936年10月に、姫路~新見間が全通して以来、地域の足として今も運行されています。
1971年3月に、当時の国鉄「姫新線」から蒸気機関車が引退しましたが、その雄姿を歴史の記録として残すため、先々代が撮影した「姫新線を走る蒸気機関車」の記録写真は、1,000枚を超えています。
県や市からの依頼を受け、数々の企画展などに貸し出して展示することもありますが、貴重な町の歴史として一部をご紹介します。
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【おまけ】
戦前の鉄道省が1930年に、東京~神戸間で超特急「燕」を運行。列車の最後尾には一等展望車が連結されていました。第二次世界大戦により一時運転は中止されましたが、戦後に日本国有鉄道が運行を再開。のちに、「つばめ」と改称されました。
特急「つばめ」の一等展望車として活躍したマイテ49 2は廃車後、大阪交通科学博物館で保管されていましたが、1987年にイベント用として奇跡の復活。
姫新線へは、1988年頃にイベント列車として、現役当時の「つばめ」ヘッドマークを掲げた姿で播磨新宮まで入線し、大変話題になりました。
姫新線での運転はこのときの一度きりで、マイテ49 2の展望車両は、2022年10月に京都鉄道博物館へ収蔵されました。